シャドバ 起源の光.終焉の闇 グッドデザイン賞編

今回は起源の光.終焉の闇のカードデザイン評価 グッドデザイン部門をやりたいと思います。

カードの性能や使われ方などを個人的に裁定して良いバランスのカードを取り上げます。宜しくおねがいします。

[ニュートラル]

月と太陽 : 

無限リソースとしては完成度が高く出せるフォロワーがあまり強くないところも含めて非常に良いカードだと思います。

実装当初はNヴやウィッチなどが採用していてNらしさを感じるカードでしたが徐々にインフレの波に飲まれマゼルベインでしか見なくなりましたが本来はこれが適切です、Nが汎用性を持つとロクなことになりません。

オケアノス: 

構築ではほぼ見ませんでしたがクセが無く2pickなどでは安定したカードとして良いデザインだと思います。弱いのがまた調整されてて好印象です。

天界の尖兵:

1点消滅が刺さりそうで弱い場面が大半、でもメタとしては良いラインという絶妙な調整。シルバーリリエルが強過ぎるだけでこれくらいが適正範囲。

[エルフ]

ユグドラシル:

上方修正でようやく使える性能になりましたが最初から色々な軸のサポーターとして輝ける可能性を秘めていました。残念ながらロマンの域を出ませんでしたがそれがまた良い塩梅で重さと手に入るスペルの可能性が良い天秤の上で成り立っていました。

オシャレ女王・ネルシャ

標準スタッツに強めのスペルが手に入る代わりに4コストと重いというバランスの取れ具合が良い、バフをシナジーにしたカードが増えたので出番が増えるかと思われましたがエルフであることが全てでした。

[ロイヤル]

なし 

[ウィッチ]

宿命の語り部・ルーニィ:

絶妙なスタッツの弱さと重さが汎用ドローカードへ昇華させず、フィニッシュプランにするにも遅いなど決して強いカードではありませんでしたがレジェ＝壊れの風潮から一転してバランス調整に苦心したカードだと感じました。正直1コスト下がるだけで汎用性の塊みたいなカードで見るだけで「またかよ」ってなるレベルですがデザインは良いと思います。

スノーマンキング:

ウィッチには珍しい1枚で完結した展開カードで新しい軸を生み得るパワーを持っていてそれでいて遅いということでバランス良かったです。ただ出た当初はAOEが衰退した直後だったので守護大量ふざけんなとか思ってましたw

[ドラゴン]

斬竜剣士・ロイ:

高い汎用性を持ちながら強くない絶妙なバランスのカードです。PP加速が落ちたため弱くても採用されてましたし採用せざるを得ない部分が強かったですがその使い勝手が良さで弱さをカバーできているカードだと思いました。コストスタッツ全て噛み合わせが悪くとことん弱く作られているにも関わらず採用率は高かったのは素晴らしい調整だと思います。

オルカの大渦:

1枚で完結した展開だけのカードでエンハが増えるたびに弱いですがコスト埋めに最適で原初やジャバなどで広く扱われて良いと思います。

まどろみの白竜:

スタッツと能力含めて良調整カード最有力候補、最後の方はラスワを奪われて泣きを見たのは憤慨です。

[ネクロマンサー]

幽霊支配人・アーカス:

このカード自体のスタッツとコスト、そして能力の奇抜さはグッドデザインだと思います。問題はこの軸を露骨に強化してしまったこと フェリグレモニコラギルネケルベセレス  アホかと言いたい。こいつ自身は面白い性能だったのに周りが彼を犯罪者にした、そんな例の最たるもの。

ビックソウルハンター:

やたら重いネクロマンスと環境に左右される

能力が良い、ランダム破壊は悪い事しかしなかったけどピン刺しで活躍する良いカード。

[ヴァンパイア]

闇夜の姫・ヴァンピィ:

復讐ヴで使われドレイン＋守護が強かった時代を生きたカード。打点として色々足りなかったけどチョイスできなくてもそこまで弱くなくて良かったと思います。ただ復讐限定なのともう少し能力欲張っても良いと思いました。

それとバフの要素と一切噛み合わないのは悲しかったです。

[ビショップ]

ケリュネリア:

チョイスとはこれだと言えるレベルの素晴らしいカード。デッキの軸に座れるパワーを持ちながら決して脳死カードではない。チョイス前含めて3形態全て使えたというのも高評価。この感じカード最近はお目にかかれてません。

宝石の巫女:

テンポロスしながらもドロー加速カードとして必要だから採用されていた典型。アミュが1コスであるのも良調整、それでいてテンポロス甚だしいから弱い。素晴らしいと思います。

[ネメシス]

人形の少女・オーキス:

チョイスが真逆の能力でイラスト含めてかなり良いカードだと思います。脳死でフィニッシャーになるわけでも無く人形温存したり考える部分もあるのでグッドデザインに入れて良いと思います。人形が暴れたときはその繋ぎが強すぎました、あれはダメです。

心無き決闘:

エンハ等含めて実にコスト通りのカードでむしろコスト以下にも関わらず汎用性でカバーする良質カード。強い部分もあるが決して壊れてない、こういう調整が蒼空でも出来たらと思いました、まあ無理でしたが…

造られし命・ミリアム:

2通り使えて汎用性高い代わりに本体が弱いという良調整カード。メカニカルガンナーは見習ってどうぞ。

ジャンク:

人形版純真の歌い手、本体は貧弱だけどリソース確保はできるというのは偉い、でも強さはないのが良い味出してる。

さてかなり長く見ていきましたがこんな感じになりました。正直なところバットカードの方が多いのですが良質調整なカードもあるので悪いパックではないと思いますがクラスごとのカードパワーの開きが酷いのと全体的にデフレしてるのが残念です。

また僕はこの環境が嫌いでした、AOE連発は不愉快ですが返せない横展開はそれ以上にウザいということを再認識させられました。

この環境を良いという人もいますが僕は2度来るなと思ってます。

次はバットデザイン賞やります、宜しくお願いします🤲